〈片頭痛とは？〉

頭の片側にズキズキと脈打つような痛みがでる事から片頭痛と呼ばれています。

実際には両側が痛むこともあります。

発作中や前に光や音に敏感になる事があり、

有名な前兆として閃輝暗点（せんきあんてん：目がちかちかする）が挙げられます。

また、吐き気や嘔吐に悩まされの方も多いです。片頭痛は特に女性に多く男性も4倍ほどです。女性ホルモンとの関連性も深いと考えられていて40代女性が最も多いです。

 

〈症状〉

脳の何らかのきっかけで脳の血管が急激に拡張することで引き起こされると考えられています。脳の血管の急激な拡張で回りの三叉神経が刺激され、炎症物質が分泌され、さらに拡張してしまう、負のスパイラルに陥ることもあります。

 

〈当院での治療〉

血行の促進で痛みが出てしまうので発作中の頭部、頸部のマッサージは症状を増悪してしまうので行わないことが多いです。

当院では、鍼灸治療を行うことが多いです。

三叉神経が敏感になっていることで痛みが現れやすいので頭部、顔面部の三叉神経と関係が深い経穴「ツボ」に鍼灸治療を行います。

ま急激に血流が増加されることで発作が起こるので普段から血流を良くしておくことで急激な血流の増加をを予防できます。

なので、発作が起きていない時に首肩や頭部にマッサージや鍼灸治療を予防として行うことが一番です。

首肩や背中の張りの原因が姿勢不良による場合は姿勢の矯正も効果的です。