足の付け根、太もも、骨盤、お尻、膝などの痛みに加え片側のみ痛みがある、歩くと痛みが出る、階段の昇り降りが痛い。これらの痛みに心当たりのある方は股関節に何かしらの原因がある可能性が高いです。股関節痛の原因として多く挙げられるのは変形性股関節痛です。股関節の痛みは進行すると壊死が起きたり腰痛や膝痛の原因にも繋がります。大腿骨頭壊死の場合一度壊死した骨は元に戻らず手術による治療になります。大腿骨頭は壊死しやすく変形などで血管を圧迫してしまうとリスクが高くなります。他にも原因として挙げられるのは生活習慣です。運動不足、過食による体重減少、妊娠などがありこれらは運動や生活習慣の改善によって予防することが出来ます。若い方も今はある程度の筋肉量があるかもしれませんが年を取ってくると急激に筋肉量は減少してきます。今からでも予防としてウォーキングやストレッチを行うことをおすすめします。

＜症状＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・立ち上がりや歩き始めに脚の付け根が痛む

・安静時や夜間にも痛みがある

・足の爪切り、正座、靴下の着脱がしにくい

・股関節が動かしづらいなどの症状が出てきます。

＜治療＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　股関節に炎症が出ていなければ運動やストレッチ、温めることをおすすめします。当院ではマッサージ、矯正、電気治療、鍼灸治療などを行い疼痛の緩和を目指していきます。変形している場合は矯正などは行わず、緊張している筋肉に対してアプローチを行っていきます。骨などの変形は骨そのものが変形しているので矯正では良くならずひどい場合は外科的な治療が必要となります。緊張している筋肉を緩め筋力が低下しているところをマッサージや運動療法を行うことにより進行を遅らせることが期待できます。セルフケアとして運動とストレッチはとても効果的です。ひどくなる前に早めの治療をおすすめします。