〈症状〉

手首親指側に痛みと腫れが生じます。

時間とともに症状は軽くなりますが、骨折そのものが治っているわけではないので、そのまま“偽関節”と呼ばれるものに移行することもあります。手をついたり、重たいものを持ったり…で手首が痛み、力が入らなくなり、動きも鈍ります。

〈原因〉

スポーツや交通事故etcで手の平をついて力がかかった時に発生します。舟状骨骨折の特徴として、骨折とは思わず処置したことで、先ほどにも触れた“偽関節”になることが挙げられます。

〈治療〉

とても治りにくい骨折のため、もっぱら最近ではOPEにて特殊なネジを用いて固定することが多いです。

また固定が外れた後、腕全体に軽度なむくみや筋力低下がみられます。

鍼灸は鎮痛、むくみ改善、血行改善を強みとしているため、当院では、手技療法と鍼灸治療を併用して行います。