今、流行りのコロナウィルス肺炎は飛沫感染と接触感染と考えられていますが、飛沫感染とはどのような感染なのでしょうか？

セキやクシャミをする際に口から細かい水滴が飛び散りますが、この細かい水滴を飛沫と言います。その飛沫にウィルスや細菌が含まれていると、それを吸い込むことになり感染します。これを飛沫感染と言います。

よく似た感染経路では、空気感染があります。空気感染は飛沫の水分が蒸発し、それを吸い込むことで感染します。これを空気感染（飛沫核感染）と言います。

飛沫は水分を含んでいるため体内から出た後はすぐに下へと落ちますが、飛沫核は水分がなく軽いため長時間浮遊しながら遠くまで飛び感染します。