頸椎ねんざは、首、肩、肩周辺の痛み、首が回らないという症状が出てきます。しかしX線で検査をしても頸椎異常が見られないことがほとんどです。頸椎（首の骨）の周りの筋肉や靭帯あるいは南武組織の損傷で、むち打ち症と呼ばれる症状の70～80％が該当すると言われています。

　頸部損傷とは、基本的には頸部捻挫と同じものとみなして差し支えありません。挫傷の場合は靭帯の損傷はなく、筋肉などの損傷に留まっているということです。