〈症状〉

寝違えは、首の筋肉や筋膜、腱などが急性炎症を起こしている状態です。

首を動かすだけで痛みを感じ、一方向にしか首が動かせず、症状によっては、背中の痛みや頭痛も起こります。そのため、日常生活にも影響がでて、痛みで眠れず寝不足になる場合もあります。

 

 

〈原因〉

・睡眠時の姿勢

・寝具が合っていない

・身体の歪み

・運動不足

・長時間のパソコン作業

・スマホの使いすぎ

・重い物の持ちすぎ

原因は様々な意見がありますが、はっきりとした原因は未だわかっていません。

一番多く考えられるのは、睡眠時の姿勢です。またデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいることで、首の筋肉の負担が生じて起こるとも言われています。

日々の不良の姿勢や睡眠不足、疲労、筋緊張などの、生活習慣の乱れも原因の一つとなります。

 

〈治療〉

寝違えたら、安静にするのが一番です。症状が軽く可能であれば、緩やかにストレッチします。（但しストレッチにより痛みが憎悪するこのもあるので、注意が必要です）

痛みが強く、熱感があるときはアイシングを行います。冷やすことで、炎症が緩和します。

マッサージや鍼灸治療を行い、筋肉の緊張を緩め、血行を良くすることで、早期回復を行っております。

寝違えは時間の経過と共に、痛みが落ち着き、放っておけば治っていく場合も多いですが、悪化すると首や肩、背中の痛みが慢性化し、ひどくなると頭痛やしびれが残ってしまう場合もあります。

そのまま放置せず、早めに治療を受けることをおすすめします。